学習法

高校受験の過去問はいつから取り組めばいいの?現役塾長が丁寧に解説

高校入試の過去問はいつから取り組めばいいの?

という質問にお答えします。

先に結論をお伝えします。

遅くとも入試本番の3か月前には、始めましょう!

この記事を読むと
  1. 高校入試の過去問を解き始める時期が分かります
  2. 高校入試の過去問の取り組み方が分かります

 

この記事を書いた人

【みさ】2002年に個人塾を開塾し2019年2月で設立18年を迎えました。ここ10年は自宅で塾をやっています。14畳の小さな塾ですが、年間売り上げは1000万超え!の塾長です。

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過去問は5科目を最低5年間分は解いておくべき

 

1日に過去問を一つ解くとして、5科目で5日かかります。

週末に復習をしたり、予定がうまくいかなかったときの予備日として開けておくと

5か年分過去問を解くには5週間かかります。

そして、これを3回は解きなおしをして欲しいと思います。

なので5週間×3回=15週間必要なわけです。

入試が3月上旬にあるとすると、最低でも入試の15週間前、すなわち入試の3か月前の12月初めには、最低でも過去問に取りくみ始めてください

もし塾なしで受験をされる場合は、公立中学の場合この時期だと学校の授業がまだ終わっていないので、リクルートのスタディサプリなどを使って、9月くらいから教科書の内容を予習しておくことをお勧めします。
スタディサプリ

出題される入試問題の傾向が分かる

Free-Photos / Pixabay

例えば、広島県の英語の場合

大問1

 リスニング

大問1

 会話文

大問1

 長文総合

大問1

 英作文

というのが平成29年度入試から変わった傾向です。

そして、この傾向は簡単には変えにくいことは、容易に想像できます。

なぜなら制限時間50分で、この量は本当にギリギリのところだと思います。

これ以上設問を増やすと、時間内に解き終わらない生徒も多くなるでしょう。

なので、この傾向はしばらく続くと思います。

実際に、過去問を解くのは中3の12月頭を推奨しますが、中1、中2などは先に自分の件の入試問題がどのようなものなのか見ておくのも大切です。

広島県の英語は独学では、公立高校入試の英語は対策が難しいと思います。

そのためにも早めに塾に行ってほしいとは思いますが・・・。

過去問は敵を先に知ることで、どのように攻めればいいのかが分かります。

自分の苦手を過去問から知り、それを入試前に克服しよう!

過去問を入試前の3月前に始めるメリットとして、入試までに自分の苦手な科目、分野が分かることです。例えば、理科、社会、数学などは入試前の復習で、十分入試本番までに得点源とすることは可能です。

>>>リクルートのスタディサプリ
では自分に必要な科目、単元の映像授業を見ることができ、お勧めします。

入試本番の時間配分を練習するには繰り返しの演習がおすすめ!

過去問演習を最低でも入試の3か月前に初めて欲しい理由は、過去問は一度解いたら終わりではなくて、繰り返し最低でも3回は解いて欲しいと思います。

まず、

  1. 解答用紙を3枚以上、コピーしておきます。
  2. このコピーした解答用紙を使って、時間を計って演習します。

答えを覚えてしまって、意味がないと考える人もいるかもしれません。

しかし、うちの塾の生徒もそうなのですが、何度やっても5科目満点には、なりません。なので、すべて満点になるまで繰り返して解くことも、十分に意味があります。

どうせ、過去問は過去問で、同じ問題は出題されないのに、やる意味が分からないという人もいます。

確かに、「全く同じ」問題は出題されないかもしれません。

しかし、同じような解き方のプロセスを使ったり、過去問のなかで出題されている問題のアプローチのしかたが同じ問題もたくさんあります。

なので、過去問の取り組みは入試前にできる最大にして最高の対策です。

内申点の計算についても理解して、本番に何点必要なのか目標を立てましょう

https://kojinjyuku.com/unerstand-the-way-we-enter-highschool/

まとめ

高校入試の過去問は入試の3か月前には解き始めましょう。ただ解くだけでなく、復習をしたり苦手を克服したり、時間配分の練習をしたりと入試前にやっておくべきことはたくさんあります。検討を祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
みさ
中学生の保護者はお子さんが中学に入ると塾か通信教育かと悩む方が多いです。このサイトではお子さんの学習法選びに悩んでいる方に通信教育を比較して紹介します。 【経歴】公立中学→公立高校→広島大学教育学部卒→高校教諭→開塾 現在は自身の塾も開塾19年を迎えました。 小学生から高校生の指導に日々奮闘しています。