こんにちは、みさ(@misao53522177)です。
今回は「中3の三者懇談で行ける高校はない、は本当なのか?」というテーマについて紹介します
そう言われても、何か逆転合格するために、いい方法はあるかしら?
このようにお子さんの高校受験について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「学校の三者懇談で学校の先生が行ける高校はないと言う真意」後半で「行ける学校がないと言われてもとにかく逆転合格して高校に進学する方法」を元高校教諭で個人塾を19年やっている私が、紹介していきます。
この記事を読むことで高校受験生の三者懇談で行ける高校はないと言われた真意や対処法が分かるようになりますよ。
高校受験生のお子さんをお持ちの方でお子さんの高校受験が行ける高校はないのではないかとすごく焦っている方は記事を最後まで読んでみてくださいね。
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中3の子供が「行ける高校がない」は本当なのか?
よく三者面談で「行ける高校はない」と言われたと聞くことがあります。
果たして行ける高校はない、は本当なのか?と言う質問に対して、先に結論を言うならば、答えはNOです。
現在は、少子化の影響で多くの公立高校は定員割れをしています。
そのため、学力が低くても定員割れしていたら合格できるケースはかなりあります。
私立高校でも、上位の特進コースや進学コースはともかくとして、そうでないコースでは、定員に満たないケースもあります。
私立高校は、生徒が減ると経営が成り立ちませんから、多少成績が悪くても入れてしまうのが現実です。
では、なぜ学校の先生は三者面談で「行ける高校はない」と言うのでしょうか?
三者面談で先生が「行ける高校はない」と言う理由
先ほど、高校入試では公立高校の定員割れの状況や私立高校の経営上の都合を踏まえると行けない高校はないことをお話ししました。
しかし、学校の先生は「なぜ行ける高校はない」と言うのか理由を深堀りしていきましょう。
理由①:厳しい現状を伝えて勉強させるため
まず最初の理由は生徒に厳しい状況を伝えてより勉強をさせるためです。
塾や学校の先生は生徒に勉強のやる気を出させるのも仕事の一つです。
したがって、「行ける高校がない」と伝えることで生徒のやる気を引き出そうとしているのです。
そうですよね。
この方法で効果が出るのは、「厳しい現実を突きつけられて初めて行動する気になる中学生」限定です。
なので「受験自体を投げ出して諦めてしまう中学生」にはあまり響かず、逆効果になることもあります。
お子さんのタイプをよく見ておき、家庭で適切な声かけができるようにしましょう。
理由②:条件を踏まえると行ける高校はないため
二つめの理由は、あなたのご家庭の選ぶ条件の範囲内で行ける高校はないからです。
ちなみに、あなたのご家庭で高校選び望む条件にどんなことがありますか?
- 家計が苦しいので家から自転車で通える公立
- 上にも兄弟がいるからできれば同じ学校
- 大学への門戸が開かれている学校
例えばですが、上記のような条件で「今の成績だと行ける高校はない」と学校や塾の先生は判断した場合もあります。
言い換えれば「高校は行ける」けど「条件にマッチする高校がない」ということです。
その場合にやるべきことは以下の2つです。
- 条件を見直してみる
- 条件にマッチする高校へ合格できるほどの学力をつける
ちょっともう一度条件を整理してみなきゃ・・・
理由③高校へ入学した後も頑張って欲しいから
3つめの理由は、生徒が高校へ入学した後も引き続いて頑張って欲しいからです。
例えば「行ける高校がここしかないからと仕方なく通う」というのと「行ける高校は他にもあるけど敢えて選んでこの高校に行く」と言うのでは、高校に進学した後の学校への愛着がずいぶん違ってきます。
なので、先生の真意とすればしっかり勉強して成績をあげ、愛着を持って高校生活を送って欲しいと言うことです。
また、入学した後も高校は進級という問題があるため少し余裕を持って入学しておいて欲しいというのが本意であり、そのために「行ける高校はないよ」とはっぱをかけたと言えます。
【こんな進路もあり!】全日制高校以外の4つの選択肢とは?
中学卒業後の全日制高校以外の選択肢としては以下のような選択肢が挙げられます。
- 定時制高校
- 通信制高校
- 専修学校
- 高校に行かずに大学へ
それぞれ詳しく説明していきますね。
定時制高校
定時制高校定時制高校は、勤労青少年のために1948年に発足した高等学校課程です。
日本にはおよそ800校あり、うち9割が公立となっています。
毎日登校が必要となっていますが、1日の授業時間は4時間程度と短い学校が多くなっています。
- 夜の時間帯に授業を行う「夜間定時制」
- 朝と昼の時間帯に授業を行う「昼間二部定時制」
- 朝・昼・夜の時間帯に授業を行う「三部制」
に分かれています。
したがって、定時制高校と言えども昼間に通うことも可能です。
通信制高校
通信制高校は、”通信による教育を行う”ため、登校回数などが全日制・定時制と異なりますが、卒業の際に得られる高校卒業資格は同じです。
そのため、通信制高校の卒業後に進学しなかった場合の最終学歴は、「高校卒業」となります。
なお、高校を卒業するためには、3年以上の在籍期間を満たしている必要があると、学校教育法により定められています。
通信制高校に通っているのは以下のような人です。
- すでに働いている人
- 高校を中退した人
- 学業不振で現在の学校では卒業が困難な人
- 不登校で悩む人
- 発達障害により通常の学習が難しい人
- 芸能活動やアスリート活動と学業を両立たい人
このように、現在の通信制高校は様々な生徒のスタイルに合っている学校として注目されています。
専修専門学校
中学卒業後、手に職をつけるために専門学校へ入学するという選択肢もあります。
中卒者を対象とした専門学校には、理容・美容、自動車整備、准看護師、服飾関連などがあります。
全国に約500校と数が限られてはいますが、手に職をつけてそのまま就職を目指す生徒にとっては最短で社会に出ることができます。
入学試験は学力試験ではなく、「作文」や「面接」が課されることが多いので、作文や面接に苦手意識のある人にとっては少しハードルが高めです。
高校に行かずに大学へ
高校卒業認定試験を取得し、大学に行くという選択肢も可能です。
高認は、高校を卒業していない人なら、だれでも受験できます。
また、高校で取得した単位がある場合には、受験科目を減らせるケースもあります。
ちなみに、高認試験で求められる学力は、高校1年生の教科書レベルです。
合格点に達すれば何人でも合格できるので、ハードルも低めです。
【高校受験】成績不振者の逆転合格のための具体的な3つのステップ
これまでに、子供さんが「行ける高校がない」と言われた本意を紹介してきましたが、実際にあなたが知りたいのは「行ける高校はない」と言われても志望する高校に合格するための具体的な方法だと思います。
受験に合格するためには「成績を上げること」は大前提です。
何から始めるのか導入部分は違っても、結局ゴールは同じであるということを忘れないでください。
ここからは具体的な取り組みについて紹介していきます。
ステップは以下の通りです。
- 受験生としての自覚を持たせる
- 学習時間を確保する
- 合格へと最短で導いてくれる指導者を探す
詳しく説明していきますね。
ステップ①受験生としても自覚を持たせる
まず、第一にお子さんに受験生としての自覚を持たせましょう。
厳しいことを承知でいいますが、やはり学校の先生に「行ける高校はない」と言われた以上「受験生らしい危機感は持ち合わせていない」かのように思えます。
まずは、しっかり話をして子供さんに本当に高校に行きたいのかもう一度確認してください。
本気になれず、受験生としての自覚を持てないと言っているうちに入試の日は来てしまいますよ。
ステップ②学習時間を確保する
いうまでもなく、学習時間を確保しないことには学力は上がりませんし、志望校に合格することもできません。
毎日ゲームをしてちっとも勉強しないという状況ならゲームを取り上げる、スマホを触らせないなど学習時間を確保できない要因を親御さんの方で作っているならそもそもその原因となっているものを排除しましょう。
何の努力もせず簡単に合格できる高校なんて存在しません。
せめて、勉強時間は最低1日2時間以上はとってくださいね。
ステップ③合格へと最短で導いてくれる指導者を探す
最後のステップとして、お子さんを合格へと最短で導いてくれる指導者を探しましょう。
近所の個別指導塾でも構いませんし、家庭教師でも構いません。
お子さんの勉強方法だけでなく入試の合格に必要なマインド面でもお子さん、お母さん共に助けになることは多いでしょう。
個人的には、受験がヤバイ生徒さんには、お住まいの近くの個別指導塾がいいと思います。
家庭教師ですと私も経験がありますが、どうしても自宅で学習することになるので子供さんにとって「特別感」が出ないんですよ。
なので、まずは無料で資料だけでも取り寄せてみてください。
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勉強が苦手な子供さんにとって普段の環境を変えるというのも、学習するためにはすごく大切です。
お子さんの高校受験逆転合格について詳しく知りたい方は高校受験で逆転合格を狙うには?逆転できる3つの勉強法や家族のサポートについて解説!をご覧ください。
【このままではヤバい!】行ける高校がないと言われても焦らず1歩ずつ受験に向かって前進しよう!
この記事では、中3の三者懇談で「行ける高校がない」と言われたときの先生の真意や対処法について説明してきました。
そうは言っても受験まで残された日は「待ったなし」状態です。
できるだけ早くプロの力を借りて、お子様の勉強をサポートしてあげてください!
入試の健闘を祈っています!
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志望校に合格できる可能性が低い!
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受験まで残された日はわずかです。
お子さんの高校合格のために最善を尽くしましょう!!!